中3のアジサイ

 野火止用水沿いのアジサイ

アジサイの季節 思い出すことがあります。

中3の頃、体育の先生が
肩にスコップ、手に苗木をもって
校内の路沿いに穴を掘り、苗木を植えていました。

そのうち、
顧問として指導していた柔道部員が加わり、
さらには、
その先生を慕うやんちゃ達が加わり・・・。

それが、アジサイでした。

中3
なかなかうまくいかない部活の運営や
わけのわからない友人関係
受験や将来の不安。

そんなとき、
「マスオ、てつだえ!」
声をかけて頂いて
いっしょに汗だくになって植えたこと。
そのときのすがすがしさ。

5年後、10年後、20年後
何回か母校を訪問しましたが、
いつも変わらず迎えてくれたのは
アジサイでした。